皆さんこんにちは。
今回は、2023年春の就航が期待されている「トキエア」の運賃を素人が予想してみたいと思います。
私は交通や航空の専門家ではありませんので、この予想が合っている保証はできません。
あくまでも、「一個人の妄想」のようなものだと理解いただいたうえで、お読みください。
おすすめ記事:良ければ読んでね!
新潟ー丘珠(札幌)線
まず1発目は、新潟ー丘珠線の運賃を考えてみます。
現在新潟空港には、JALとANAが新千歳線を運航しています。
新千歳線(JAL)の運賃は、
・大人通常運賃:36300円
・先得割引:13000~20100円
・スカイメイト(25歳以下限定):15050円
などとなっています。
ANAの場合は細かい違いこそありますが、JALとほとんど変わりません。
トキエアはLCCなので、JALやANAより運賃が安くなるのは間違いないでしょう。
問題は「どれほど安くなるのか」という点です。
トキエアは地方航空会社なので、大手LCC(ピーチなど)ほど安くはならないのでは?と考えています。
大手LCCほど安くせずに、既存の航空会社から客を誘導することが必要です。
そうなると、妥当な運賃は片道10000円~15000円程度かな?と適当に予想します。
乗客が多い繁忙期は15000円前後に設定して、閑散期は10000円ちょっとにするという感じでしょうか。
航空とどれほど競争関係にあるのかは分かりませんが、北海道小樽市と新潟を結ぶ「新日本海フェリー」の運賃は、最も安い「ツーリストC」で片道7500~12300円です。
片道10000~15000円程度に設定すれば、フェリーから需要を奪取することもできそうです。
※追記(2022年12月3日)
2022年11月23日にテレビ新潟で放送された特集によると、トキエア代表取締役は「いわゆるレギュラー価格(既存の航空会社の通常運賃?)の半分くらい」の運賃を目指しているようです。
新潟ー仙台線
次は、新潟ー仙台線の運賃を考えます。
現時点では、新潟と仙台を結ぶ航空路線は存在しません。
そのため、今回は高速バスと新幹線の料金をもとに、運賃を考えてみたいと思います。
新潟ー仙台の高速バス(JRバス)の料金は、片道3900円~5500円となっています。
安いですが、所要時間は4時間20分です。
新幹線を使って新潟から仙台へ移動すると、(大宮乗り換え)料金は片道約20000円、所要時間は2時間30分です。
高速バスは安いが遅い、新幹線は高いが速いという構図ができているようです。
さて、トキエアはこの状況でどう切り込むでしょうか。
「速さ」の面は問題ないでしょう。高速バスより確実に速いでしょうし、場合によっては新幹線にも勝てるかもしれません。
では、「料金」はどうするのが良いでしょうか?
「新幹線よりは安いけど、高速バスよりは高い」くらいの料金が妥当ではないでしょうか。
そうなると、片道5000円~20000円の範囲内で考えることになります。
先ほど、新潟ー丘珠線の運賃を片道10000~15000円と予想しました。仙台線の運航距離は丘珠線より短いので、運賃もそれだけ安くしたいところです。
総合的に考えてみると、仙台線の運賃は片道8000円~13000円くらいかな?と予想します。
これくらいの料金であれば、高速バス・新幹線双方から客を誘導できると思います。
実際はどうなるか?
今回は、トキエアの新潟ー札幌、新潟ー仙台線の運賃を予想してみました。
おそらく2023年以降には正式に運賃が発表されると思いますので、その頃にはこの予想がどれだけ当たっているかが分かるでしょう。
個人的には、予想通りの安さになればいいなあと思っております。
予想②(新潟~愛知と、新潟~関西)をご覧になりたい方は、こちらからどうぞ。