こんにちは。
先日、「トキエア」の新潟⇔丘珠線のダイヤが発表されました。
そこで今回は、丘珠空港などから、北海道各地に乗り継ぐ際のダイヤを調べてみたいと思います。
※ダイヤは、2023年7月現在のものを使っています。また、間違いが含まれる可能性もありますので、旅行の計画を立てられる際は、改めてダイヤを調べることをおすすめします。
新潟09:50発⇒丘珠11:30着を利用した場合
まずは、新潟空港を09時50分に出発し、丘珠空港に11時30分に到着する場合の乗り継ぎを考えます。
丘珠空港のフライト情報を見てみると、11時30分以降には、
- 松本行き(11:45)
- 釧路行き(12:55、釧路13:40着)
- 函館行き(14:25、函館15:05着)
などが出ています。
なお、トキエアが丘珠に到着する5分前(11:25)に、奥尻行き(金、日曜日運航)のフライトが出発します。
残念ながら、ギリギリ奥尻行きには乗り継ぐことはできないようです。
11:45の松本行きですが、これを利用するなら、始めから陸路で新潟から松本へ行けば良いですから、普通の人は乗り継がないでしょう。
つまり、12:55の釧路行き、14:25の函館行きが、現実的な乗り継ぎ先になるでしょう。
釧路行きを利用する場合は、丘珠で約1時間20分、函館行きの場合は約2時間50分ほど待機する必要が出てきます。
1時間ちょっとなら、空港で昼ご飯を食べたり、売店で買い物をしたりして時間を潰せるでしょうが、2時間以上待機するのは結構大変そうです。
丘珠空港は、新千歳空港と違い、非常にこじんまりとした空港なので、暇をつぶせる場所はほとんどないことを覚えておいてください。
新潟14:20発⇒丘珠16:00着を利用した場合
次は、新潟空港を14時20分に出発し、丘珠空港に16時ちょうどに到着する便を利用した場合を考えます。
16時以降のフライトを見ると、
- 釧路行き(16:45、釧路17:30着)
- 函館行き(17:45、函館18:35着:土曜日以外運航)
- 女満別行き(17:55、女満別18:40着:土曜日以外運航)
これらが現実的な乗り継ぎ先と言えそうです。
釧路行きの場合は1時間弱で出発できますが、函館や女満別の場合は2時間近く待機する必要が出てくるので、暇つぶしの手段を考えておくと良いでしょう。
丘珠から札幌駅に出て、JR特急を利用する場合
次は、飛行機ではなく鉄道に乗り継ぐ場合を考えます。
丘珠空港から連絡バスを使って札幌駅に行き、札幌駅からJR線の特急に乗り継ぎます。
現時点では、まだトキエアに対応した空港連絡バスの時刻が発表されていないので、ここでは既存の空港連絡バスの時刻表をもとに、「架空」のバスを考え、乗り継ぎを検討します。
新潟09:50発⇒丘珠11:30着を利用した場合
丘珠に11時30分に着くので、空港連絡バスの出発は11時35分くらいになると予想します。
丘珠から札幌駅までは、約30分かかるので、札幌駅には12時05分に到着します。
JR札幌駅の特急の時刻表を見てみると、
- 12:09発特急北斗12号函館行き(乗り換え時間が短すぎる)
- 13:00発特急カムイ17号旭川行き
- 13:27発特急北斗14号函館行き
- 13:56発特急すずらん6号室蘭行き
- 14:17発特急おおぞら7号釧路行き
などがあります。12時09分発の北斗は乗り換え時間が短すぎるので、おそらく難しいでしょう。
新潟14:20発⇒丘珠16:00着を利用した場合
新潟空港を14時20分に出発し、丘珠に16時ちょうどに到着する便を利用する場合を考えます。
この場合、空港連絡バスが丘珠を出発するのは16時20分(HACの函館発丘珠行きと同じバスになると予想)と考えられ、札幌駅に着くのは16時50分です。
16時50分以降に出ているJR特急は、
- 17:00発特急カムイ31号旭川行き
- 17:26発特急おおぞら9号釧路行き
- 18:47発特急北斗22号函館行き
などがあります。
17時ちょうど発のカムイは、乗り換え時間が10分しかないので、乗り遅れるリスクが高いです。
函館、釧路方面への乗り継ぎはしやすそう
今回は、トキエアやHAC、JRのダイヤをもとに、トキエアから北海道各地への乗り継ぎを考えてみました。
丘珠から函館や釧路へのフライトは充実しているので、比較的乗り継ぎがしやすいと思います。
少々空港での待機時間が長くなる傾向はありますが、丘珠空港にはレストランや売店等があるので、1時間程度の待ち時間であれば問題ないでしょう。
ただ、2時間以上となると少し退屈に感じるかもしれないので、暇つぶしの手段を考えておくのも良いかと思います。