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大糸線(糸魚川~南小谷)はどうなる?考えてみた

大糸北線は生き残れるか? 旅行・散策・交通

皆さんこんにちは。

今回は、最近話題となっている大糸線(糸魚川~南小谷)、通称大糸北線について考えます。

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大糸線(糸魚川~南小谷)について

大糸線は、新潟県の糸魚川と長野県の松本を結ぶ路線です。

糸魚川から南小谷(長野県)までの区間をJR西日本が、それ以外の区間をJR東日本が所有しています。

大糸線の糸魚川~南小谷の区間は、大糸線の北側の区間であるため、大糸北線と呼ばれることもあります。

大糸北線は大糸線の中でも特に利用者が少ない区間として知られています。列車本数も少なく、優等列車は一本も走っていません。

かつては白馬などのスキー場へと向かうスキー列車が大糸北線を走っており、たくさんの人が利用していました。

しかし現在は、高速バスの発達やモータリゼーション、スキー人気の低迷などに伴い、スキーをするために大糸北線に乗る人はどんどん少なくなっています。

それに加えて、沿線の人口も少子高齢化で減少し続けているため、地元住民の利用も少ないというのが現状です。

JR西日本を代表するローカル線と化している大糸北線は、廃線の危機に瀕しています

最近ではJR西日本が、大糸線の今後について沿線自治体と協議する場を設けることを明らかにしました。

JR西、大糸線の存廃議論へ 一部区間、沿線自治体と協議:朝日新聞デジタル
JR西日本は3日、長野県松本市と新潟県糸魚川市を結ぶ大糸線(105キロ)の一部区間について、廃止も視野に入れた協議を沿線自治体と始めると発表した。人口減などの影響で利用者が減っている上、コロナ禍で同…

今後の動向次第では、大糸北線が廃止になってしまう可能性も充分にあると言わざるを得ないでしょう。

大糸北線は生き残れるか

最近JR西日本は、ローカル線の処遇について沿線自治体と活発に協議を進めています。

新型コロナの影響で経営環境が悪化している鉄道会社にとって、ローカル線をなんとかすることは至上命題なのだと思われます。

JR西日本は、これまでもいくつかの路線を廃止にしています。

最近では、2018年に廃止となった三江線(江津ー三次)があります。この路線も利用者が少ない区間を走っており、旅行客はおろか地元住民の利用も極めて少ない状態が続いていました。

このままでは、大糸北線も同じ運命をたどってしまうことでしょう。

では、廃線を防ぐにはどうすればいいのでしょうか?

外から人を呼び込むしかない!

大糸北線の沿線地域は、人口が少ないエリアです。地元住民の方々が大糸北線を利用しようと思っても、本数が少なかったり、駅が不便な場所にあったりするため、上手くいきません。

そうなれば、あとは外から人を呼び込むしかないでしょう。

大糸北線の起点の駅、糸魚川駅は北陸新幹線の停車駅です。北陸新幹線を使えば、東京や富山・金沢へ乗り換えなしでアクセスできます。

将来的には福井・京都・大阪にも乗り換えなしで行くことができるようになるのです。

糸魚川が持つポテンシャルは意外と大きいのです。

それに加えて、大糸線には白馬を代表するさまざまな観光地があります。

関西や北陸から新幹線で糸魚川へ向かい、大糸線に乗って白馬方面へ向かう。こんな移動がメインになれば、大糸線は観光客に人気な路線になること間違いありません。

では、観光客に大糸北線に乗ってもらうにはどうすべきか?

そのためには、大糸線のPRを積極的に行、ダイヤを最適化することが必要でしょう。

大糸線の知名度を上げるとともに、観光に便利なダイヤに再編することができれば、鉄道ファンでない方にも使ってもらえると思います。

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