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【旅行記】北海道フリーパスで行く6泊7日の旅!:2日目

旅行・散策・交通

旅行記1日目は、こちらからご覧ください

2日目は帯広駅からスタートです。根室本線を東へ進んでいきます。

帯広駅は非電化となっていますが、高架駅で都会な雰囲気を漂わせています。

帯広駅からは普通列車池田行きに乗車します。北海道の普通列車はキハ40という車両が使われています。最近は新しい車両が導入されたようですね。

7時47分発池田行きに乗車
帯広での滞在時間が短くなってしまった

列車は通学する中高生でとても混雑していました。朝の普通列車が学生専用列車と化しているのは、地方あるあるですね。

比較的空いているデッキから後面展望を楽しみながら、池田町にある池田駅へと着きます。

池田駅に到着

池田駅では周辺を散策します。池田町はワインで有名な町であり、「ワイン城」と呼ばれる観光スポットがあるそうなので、そこに行ってみることにしました。

ワイン城は名所案内にも書かれている
駅からは手軽にアクセスできる

駅からワイン城までは数百メートル程度しかないため、徒歩で簡単にアクセスできます。

ワイン城を示す看板
この建物がワイン城らしい

駅から少し歩くと、ワイン城と思しき建物が見えてきました。名前が示す通り、「城」のような風格がある建物です。なお私はお酒を飲まないので、ワインの試飲はしませんでした。

池田駅に戻り、釧路方面に向かいます。今度は特急スーパーおおぞら釧路行きに乗車します。昨日乗った特急では山間の景色がメインでしたが、釧路周辺区間では車窓から太平洋を望むことができました。

池田から1時間半弱で釧路に到着します。2日目は釧路で宿泊する予定なのですが、少しより道して根室行きの列車に乗り換えます。

釧路から根室まで行くことも考えましたが、往復3時間もかかります。流石にここまで時間がかかると根室で観光することも難しいので、今回は厚岸(あっけし)まで行くことにしました。

厚岸に行く理由は特にありません。ただ「厚岸」という名前の響きが素敵だったからです。

根室本線の釧路以東の区間は、「花咲線」という愛称が付いています。花咲線はローカル色が強い区間であり、北海道の最果て感を楽しむことができます。

花咲線ではキハ54という車両が使われます。重厚感があり、ローカル線にふさわしい車両です。

快速ノサップに乗り、1時間弱で厚岸に到着しました。花咲線区間は人がほとんど住んでいないエリアを通ることも多いため、ローカル線の魅力を存分に味わうことができました。今度は根室まで行きたいですね。

厚岸駅ホームの近くにあった看板
「厚岸」は難読地名

厚岸駅前には駅弁を販売しているお店がありました。後から調べて見ると、厚岸では「かきめし」という駅弁が有名なようです。

厚岸は決して都会というエリアではありませんが、駅周辺には民家やお店も多く、しっかりとした街が形成されていることが分かりました。

駅前を少々散策した後、折り返し釧路行きに乗って釧路へと戻ります。

釧路に戻ってきてもまだ時間があったので、今度は釧路駅周辺を歩いてみます。

立派な釧路駅

国鉄時代の雰囲気を色濃く残す釧路駅舎は、とても良いですね。このような駅も昔は日本各地にありましたが最近は少なくなりました。

SLを見られる公園(幸町公園)

駅から少し歩いたところにある公園には、SLが置かれていました。「幸町公園」という公園のようです。

私はSLの現役時代を知る世代ではありませんが、やはりSLは重厚感があって美しいですね。

釧路は漁業が有名な地域ですので、とりあえず太平洋方面に向けて歩いていきます。

海が近づくと、「マリントポスくしろ」という施設が見えてきたので、お邪魔させていただきました。

マリン・トポスくしろ

マリントポスでは、釧路の漁業に関する興味深い展示を見ることができました。漁業に携わる人たちのルーツに関する内容が、特に印象に残っています。

東北や北陸など、色々な地方から釧路へと人々が移住してきたことが示されており、北海道の特殊性を改めて実感しました。

ちなみに、マリントポスには展望室があり、港から見える美しい太平洋の景色を楽しむこともできました。

マリントポスを楽しんだ後は、釧路の一大観光スポットである「和商市場」に寄りました。

和商市場

当時は食事にお金をかけない旅をしていたので海鮮丼は食べませんでした。次訪れた時はぜひ食べたいものです・・・

では、ここで2日目は終了です。この日は釧路駅前のコンフォートホテルに宿泊しました。

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