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【道北旅】宗谷バスで日本最北端、宗谷岬へ行く!

北海道・札幌

道北旅2日目、本日は宗谷岬まで行きます。

稚内駅から宗谷岬は結構離れています。徒歩で行くことは不可能でしょう。公共交通機関では、宗谷バスが便利です。

本数は少ないですが、片道約50分、約1300円ほどで宗谷岬までアクセスできます。往復乗車券を窓口で買えば少しお得になります。窓口は稚内駅の建物内にあります。

バス停は稚内駅前、セイコーマート稚内駅前店の近くです。

朝9時35分発の音威子府行きバスに乗車です。これに乗って宗谷岬まで向かいます。

乗客は地元の方っぽい人が2,3人、観光客っぽい人が5,6人程度という感じでした。

バスに乗って約50分ほどで宗谷岬に到着です。とうとう日本最北端の地へやってきました。

正直言って、「最北端」という感覚はあまりありませんでしたが、テレビや動画で見た宗谷岬へ来れたのは何だか不思議な気分でした。

宗谷岬は、ロシアのサハリンから程近い場所です。遠いはずの異国がすぐそこにあるというのは何だかロマンを感じます。

宗谷岬には食堂もいくつかあります。今回は利用しませんでしたが、宗谷岬に長居したい際は最適でしょう。

宗谷岬近くにある「宗谷岬公園」も素晴らしかったです。暖かく天気が良い日であれば何時間いても飽きないと思います。

宗谷岬へ着いて40分後、帰りのバスがやってきました。もう少し滞在したかったですが、バスの本数が少ないので仕方がありません。

稚内駅へ戻ってきました。ここからは稚内の観光名所の1つ、「稚内公園」へ向かいます。

稚内公園までの道のりはやや遠いです。駅から稚内市役所の方まで向かい、裏道を進んでいきます。途中何度も野生のシカを見かけました。札幌でもシカを見ることはほぼないので、新鮮です。

稚内市役所(茶色の建物)の脇を通る

まるで登山かのごとく道を上り、墓地を通ると、ゲストハウス氷雪が見えてきます。

さらに先を進むと、「氷雪の門」がある場所に到着しました。氷雪の門は、当時日本領だった樺太で亡くなった日本人の慰霊碑です。

稚内からすぐそこの場所にある樺太。第2次大戦までは日本領でしたが、現在はロシアが管理しています。第2次大戦終戦前後、ロシア(旧ソビエト)は日本へ侵攻し、その過程で多数の犠牲者が出ました。

北海道もロシアの手に渡っていた可能性もあったと考えると、戦争の恐ろしさを感じます。現在もロシアとウクライナの間で戦争が続いていますが、戦争は決して許してはならないと思いました。

氷雪の門を見た後は、稚内駅まで戻ります。快適なウォーキングコースが整備されていて、とても歩きやすかったです。

宗谷岬も稚内公園でも、心に残る景色を見ることができました。日本最北の地稚内は、充分行く価値ありです。

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