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【旅行記】北海道フリーパスで行く6泊7日の旅!:7日目

旅行・散策・交通

6日目の模様は、こちらからご覧ください

6泊7日の旅も、とうとう最終日となりました。

7日目は小樽駅を出発して、札幌周辺を見物した後新千歳空港へ行き、14時台の飛行機で成田へ帰るという予定でしたが・・・

なんとこの日は北海道に台風21号が接近していて、JR千歳線や函館線は運休になってしまっていました。

台風で運休といっても、悪天候というわけではありませんでした。雨はほとんど降っておらず、徒歩であれば普通に観光ができる天気でした。

曇っていたものの、雨はほとんど降っていなかった(ホテルから撮影)

列車の運転を再開するには線路のチェックなどを入念にする必要がありますから、天気がよくなってもすぐには復旧できないのでしょう。

まあ、復旧に時間がかかるといっても、2~3時間くらい経てば運転再開するだろう、飛行機は14時台だから出発が多少遅くなっても大丈夫そうだと高をくくっていた私は、徒歩で小樽周辺を散策することにしました。

歩いて南小樽駅へ(天気は台風一過の晴れ)

散策しつつスマホでJR北海道の運行状況を確認してみると、未だに運休が続いています。「あれ、このままじゃ飛行機に間に合わなくなるかも・・・?」と焦った私は、すぐさま小樽駅へと急行します。小樽駅前には札幌方面に向かうバスターミナルがあることを覚えていたからです。

小樽駅前にあるバスターミナル

札幌までバスで行って、札幌で新千歳方面に乗り換えるという計画です。小樽駅へ到着すると、私と同じことを考えている人が大勢いたようで、バスターミナルには行列ができていました。

「こんなことになるなら、散策なんてせずにさっさとバスで札幌に行っていればよかった」と後悔しましたが、仕方がありません。辛抱強く行列に並び、札幌駅行きのバスに乗り込みます。

札幌駅に到着。札幌ではもちろん観光している時間はありません。LCCは時間が厳しいため、早く空港に到着しなければならないからです。

なのに、新千歳空港へ行くバスの乗り場がなかなか見つかりません。焦りながらも、一生懸命探した結果なんとかバス停を発見しました。

案の定行列ができていましたが、20~30分待ってようやくバスに乗車できました。「これで、もう安心だ!」と安堵したのも束の間。

このバスは快速エアポートとは違って、札幌都心からダイレクトに空港へ向かう路線ではありませんでした。札幌市内の色々な場所を経由してお客さんを拾った後、空港へ向かうという運行形態をとっていました。

つまり、所要時間が快速エアポートよりも圧倒的に長くなってしまうということです。結果的には空港でのチェックインに間に合ったのですが、バスに乗っていた時の私は、「飛行機に間に合わなかったらどうやって帰ればいいんだ…」と気が気でありませんでした。

新千歳空港でチェックインを終え、ようやく気持ちが落ち着きました。まさか旅行の最後にここまでハラハラする経験をするとは。旅は何が起こるか分からないものですね。

ここまで昼食を食べていなかったので、空港でパンなどを買って食べました。空港では搭乗待合室の椅子に座り、帰りの飛行機を待ちます。

しばらく待った後、バニラエアの成田空港行きに乗り込みます。帰りは行きと違って落ち着いて搭乗することができました。

離陸から1時間半ほど経ち、約1週間ぶりに関東地方へ帰還。時刻は午後4時を過ぎていました。

空港からは、東京駅行きのバスに乗り、夜7時頃に東京駅へ到着しました。これにて6泊7日の旅は終了です。

1週間という長い旅でしたが、疲労は少なく、充実した旅を送れたのではないかと思います。

札幌、帯広、釧路、網走、北見、旭川などなど、色々な地域に足を運ぶことができましたし、たくさんの路線や列車を楽しむこともできました。

最終日は台風の影響でアクシデントもありましたが、結果的には大きな失敗もなく良い旅だったと思っています。

この旅を敢行してから3年以上が経ちますが、最近になってまた北海道に行きたい気持ちが高まっています。今度はまだ行ったことがない日本最北端の地稚内に行ってみたいですね。

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