全国の鉄道が通っていない「市」を調べてみた（2021年現在）

今回は、全国の鉄道が通っていない市を調べてみたいと思います。ここでいう「鉄道が通っていない」というのは、「鉄道駅（旅客駅）が設置されていない」と同じ意味としています。つまり、線路は通っていても、自治体域内に駅が存在していない場合は、鉄道が通っていない扱いとしています。

なお、JR東日本が運行するBRT（大船渡線など）については、JRが運行しているため、鉄道として扱います。インターネットでざっと調べただけなので、間違いがあるかもしれません。ご了承ください。

佐渡市や洲本市、五島市など、島しょ部にある市は含まれておりません。

地方別に数字にしてみると、北海道：4、東北：2、関東：8、中部：6、近畿：1、中国：0、四国：4、九州：16となりました。九州地方の自治体が多いことは個人的に意外でした。

県別でみると、関東地方の茨城県が5つと、多いことが分かります。関東の中で茨城県は鉄道空白地帯が特に多く広がっている地域のようですね。

最近は市町村合併が進んでいるので「市」単位で見てもあまり意味がないのかもしれませんが、興味を持ったので簡単にまとめてみました。