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今更ながら、高輪ゲートウェイ駅に行ってきた

旅行・散策・交通

先日、東京都港区にあるJR高輪ゲートウェイ駅(山手線、京浜東北線)に行ってきました。

高輪ゲートウェイ駅は2020年3月に開業した新しい駅です。2020年1月頃から新型コロナウイルス感染症の流行が続いていることもあり、今まで一度も訪れていなかったのですが、最近港区に用事があったので、ついでに行ってみました。

写真は相変わらずiPhone7で撮っているので、画質は悪いです。

田町駅と品川駅の間にある当駅。田町駅方面から国道15号を歩いて訪れたのですが、田町からは意外に距離が離れています。地下鉄と京急の泉岳寺駅からは目と鼻の先にあります。

道路看板に「高輪ゲートウェイ」と書かれていたので場所はすぐに分かりましたが、周辺の工事が進められていることもあって、道路(国道15号)から直接駅を視認することは難しい状況でした。

駅周辺では工事が行われている

国道15号を外れ、工事が続く道沿いを進んでいくと、高輪ゲートウェイ駅へと続く階段・エスカレーターが見えてきます。

「高輪ゲートウェイ」のフォントが印象的

階段を上がると、駅改札が現れました。山手線の駅ではありますが、田町や品川と比べると人はまばらです。「高輪ゲートウェイ」のフォントが面白いですね。「ダサい」という意見も多いようですが、個人的にはそれほど悪いとは思いません。

改札の近くにはもちろん運賃表と券売機があるのですが、高輪ゲートウェイ駅の運賃表は他の駅とは一味違いました。

上の画像だけでは分かりませんが、この駅の運賃表にはなんと英語バージョンもあるのです。運賃表がディスプレイになっているようで、日本語と英語が交互に表示されるようになっていました。

ちなみに駅改札付近から見える景色はこんな感じ。

駅からの風景

品川周辺に立ち並ぶ高層ビルと、現在進行形で開発が進む高輪ゲートウェイ周辺とのギャップがよく分かります。

改札を通り、駅の中へ。駅の中も人はそれほどいませんでした。山手線の駅にしてはとても静かな雰囲気です。

開放的な駅

床は木でできており、天井は吹き抜けという構造になっています。都心の駅にありがちな「暗い」「狭い」といった要素はなく、とても居心地が良い空間でした。

山手線や京浜東北線ホームは改札よりも低い場所にあり、階段やエスカレーター、エレベーターを使って移動する必要があります。

電車を眺めることも可能

開放的な駅であるため、このように高輪ゲートウェイに停車する電車を上から眺めることもできます。

高輪ゲートウェイに関してはネット上での批判こそよく見聞きしていましたが、実際に駅に行ったのは初めてでした。開業から1年半以上が経ってようやく訪れたわけですが、予想以上に素晴らしい駅だと感じました。

最後に、私が印象に残ったポイントが1つあります。写真には撮りませんでしたが、当駅の発車案内版(電光掲示板)には、次に電車が来るタイミングが時刻ではなく、「約〇分後」という表現で示されていました。

時刻の場合、スマホなどで現在時刻を確認しなければその電車が何分後くらいに来るか分かりませんが、このような表現であれば一目見るだけで次の電車がもうすぐ来るのか、それともまだ少し時間があるのかが分かります。

ネット上では(少なくとも開業前までは)散々な評価だった高輪ゲートウェイ駅。しかし実際はとても素晴らしい駅でした。

「百聞は一見に如かず」この言葉は、インターネットが世を席巻する現代こそ大事にしなければならない言葉だと感じました。

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