こんにちは。
今回は、札幌の治安についてお話します。
普通、都心部の方が治安が悪いと思いがちだが・・・
札幌の治安は、首都圏や関西圏と比べると、かなり良いです。
とはいえ、悪い人間はどこにでもいるもの。治安があまり良くないエリアも確かに存在します。
インターネット上では、治安の悪いエリアは東区や白石区、と言われることが多いです。
もちろん、東区や白石区の治安があまり良くないことは事実でしょう。
しかしながら、私の考えは少し違います。
私の思う札幌で治安が悪いエリアは、「すすきの周辺」と「郊外」です。
すすきの周辺の治安については、より詳しく解説しているサイトや動画が多数あるでしょうから、今回は割愛します。
さて、一般的に、治安が悪いエリア=都心部と思われがちですが、なぜ郊外の方が治安が悪いと言えるのでしょうか。
今回は、その疑問にフォーカスしていきます。
郊外の治安が悪い理由:人通りの少ないエリアが多い
札幌市の郊外は、正直言って田舎です。
人通りが少なく、場合によっては車通りも少ないことがあります。
そのようなエリアは、一見すると治安が良さそうだと思いがちですが、実際はそうではないこともあります。
その理由は、「人通りが少ないからこそ、犯罪が起こりやすい」とも言えるからです。
世の中には、順法意識が低い人が少なくないと思います。
もちろん大多数はしっかり行動されていますが、一部にそのような人たちがいます。
順法意識が低い人は、近くに人がいなければ、色々な犯罪をしでかします。
具体的には、窃盗(自転車盗が代表例)、道交法違反、ポイ捨てなどです。
ここで挙げた犯罪はいずれも軽微なものですが、だからといって無害とは言えません。
皆さまは、「割れ窓理論」という言葉をご存知でしょうか。
窓ガラスが割れた状態を放置しておくと、やがてその周辺の治安が悪くなっていくという理屈です。
いくら軽微な犯罪ばかりでも、それが当たり前という状況が続けば、次第により大きな犯罪が起こる土壌が作られます。
つまり、人通りが少ないエリアは軽微な犯罪が起こりやすく、それがひいては地域の治安悪化につながるということなのです。
郊外の治安が悪い理由:交通の治安が悪くなる
私がこれまで常々申し上げているように、札幌の人たち(一部)の運転マナーは良くありません。
特に、遮るものがない状況の場合、彼らの運転はより危険性を増します。
信号がほぼなく、歩いている人もほぼいない郊外の幹線道路は、はっきり言ってアウトバーン状態です。
法定速度を無視するような乱暴な運転が頻発していれば、当然交通の治安も悪くなります。
自動車を運転される方はもちろん、そうでない方でも、郊外道路を走る乱暴な運転によって、何らかの被害を受ける可能性があります。
郊外の治安が悪い理由:飲酒運転車に遭遇するリスクが高まる
残念ながら、北海道には未だ飲酒運転をしている人が少なくありません。
もちろん札幌においても同様です。
つまり、札幌では夜間、飲酒運転をしている車に遭遇するリスクが比較的高いということになります。
札幌市中心部や、地下鉄沿線地域など、ある程度交通量があるエリアであればあまり心配はないでしょう。
しかしながら、事実上車社会となっている郊外の場合、話は別です。
とんでもない話ではありますが、郊外の道路にはごくまれに、飲酒運転をしている車が走っていることがあります。
飲酒運転をしていれば、正常に運転ができるはずがありません。周囲にそのような車がいると、何らかの形で自分も被害を受ける可能性があります。
結論:郊外はやめておくのが吉
札幌市の郊外(とりわけ、鉄道が通っていない地域)は、その性質上治安が悪くなりやすいという話を致しました。
これから札幌市に移住される方は、特別な事情がない限りは、郊外はやめておくべきでしょう。
郊外よりも、札幌都心部や地下鉄沿線の方が、利便性が高く生活もしやすいです。