こんにちは。
以前、札幌の良いところを語りましたが、今回は「悪いところ」を語っていきたいと思います。
「良いところ」を紹介した記事は、こちらからお読みいただけます。
交通マナーが良くない
まず、私が一番思う「悪いところ」は、交通マナーです。
具体的には、自動車の運転マナーがよろしくありません。
法定速度超過、黄色信号で止まらないなど、北海道独自のルールも残っています。
他の車や歩行者を顧みず、好き勝手に運転する残念な人が一定数いるため、交通の治安はやや微妙です。
また、歩行者についても、平気で信号無視をしたり、横断歩道も何もない道路(中央分離帯がある大きな道など)を渡ったりする人がしばしば見られます。
正直、一部(ごくわずかだと思いますが)の札幌市民は、交通法規を守ることを特に意識せず生活していると言わざるを得ないでしょう。
電車の乗車マナーが良くない
電車(地下鉄、JR)の乗車マナーも良くありません。
具体的には、
- 混雑した車内でも、奥まで詰めない
- 平然とドア横に突っ立っている
- いくら混んでいようと、リュックを前に抱えない
- 電車から人が降り切っていないのに、乗り込み始める
- 駅構内で、他人の邪魔になるような歩き方をする
など、多数挙げることができます。
おそらく、こちらも運転マナーと同じく、札幌独自のルールが形成されていて、ほとんどの市民は現状を悪いとは思っていないようです。
しかしながら、特に混雑した車内でのストレスは計り知れないもの。
札幌市民には、一度首都圏に行って電車の乗車マナーを学んでいただきたいです。
喫煙率が高い
以前もブログで書きましたが、北海道は日本一喫煙率が高い、いわば「スモーカーの楽園」です。
札幌市についても、同様に喫煙率が高いです。
私はいつもとあるスーパーで買い物をするのですが、レジを待っていると、高確率で自分の前の人がレジでタバコを買っているのを目にします。
それだけ、札幌市民の日常にタバコが浸透しているということでしょう。
いくら喫煙者が多くとも、自分の迷惑にならなければ問題ありません。
しかし、札幌では「歩きタバコ」を頻繫に見かけますし(特に夏場は多い)、タバコを吸える飲食店も多いです。
残念ながら、喫煙者(或いは、タバコを許容する人)が多数派で、そうでない人の考えは事実上封殺されているのが、今の札幌の現状と言えます。
北海道の外を知らない人が多い
北海道は、ある意味「外国」です。日本語が通じる外国とでも言いましょうか。
北海道の外(いわゆる「内地」)のことは、知識でしか知らない人がほとんどです。
本州の田舎であれば、「昔は東京に住んでいた」という人が割といるものです。
しかし北海道では、「生まれてからずっと北海道」という人が少なくありません。
つまり、北海道の外を経験として知っている人が、極めて少ないということなのです。
それゆえ、先ほど挙げた運転マナーや乗車マナーのような、「間違った北海道ルール」ができてしまうのだと思います。
日本は島国ですが、北海道はそれ以上に島国で、ガラパゴスなところが多い地域と言えるでしょう。
悪意はないが、他人に対しては無愛想
札幌市の方々は、年齢性別を問わず、結構「サバサバ」しています。
例えば、狭い雪道で、前から来る人に道を譲ったとしても、「ありがとう」と言ってくれる人はまずいません。
それどころか、譲られて当然とばかりに堂々と歩いてくる人までいます。
お店などでの接客も、正直客相手とは思えない態度で接してくる人もいます。
私が思うに、北海道の人たちは「愛想を振りまくのが苦手」なのだと思います。
だからこそ、街中でも、あるいは接客であっても、どこか冷たい態度を取ってしまうのでしょう。
しかしながら、悪意があって冷たくしているという人は少数派だと思います。
なので、札幌で冷たい人に出会ったとしても、あんまり気にしないことが重要です。
自動車が幅を利かせている(特に郊外)
札幌は、人口約200万の大都市ですが、実は「車社会」です。
歩行者が多数派なのは、札幌中心部のごく限られたエリアだけ。
それ以外の場所では、自動車が圧倒的勝者という立ち位置で、歩行者はいつも車の顔色を伺いながら行動する必要があります。
例えば、横断歩道を渡る時。
ふつうは、歩行者が横断歩道を渡り切るのを待ってから、車が歩道を横切り始めます。
しかしながら、札幌では、歩行者は走ってでもして、横断歩道を素早く渡り切らなければならないですし、
酷い場合は歩行者が渡り終わるのを待てない車が、急かすように横断歩道に侵入してくることもあります。
このような事例も、自動車が幅を利かせているからこそ生まれてくるのだと思います。
観光客が多い時期は、どこも混みやすい
札幌は、観光客の多い地域です。
夏休みシーズンや、「さっぽろ雪まつり」期間中など、観光客が多い時期はどこも混雑します。
特に、JR札幌駅周辺の混雑は酷いものです。
好き勝手に歩き回る観光客と、人混みを歩くのが下手な札幌市民が交錯するわけですから、そりゃ酷いです。
札幌に住んでいれば、色々な観光地へ出かけられるというメリットはありますが、デメリットもあることを知っておくべきでしょう。
「外を知らない」のが最大の問題点?
今回は、札幌の「悪いところ」を語りました。
改めてまとめてみて分かったことは、「北海道の外を知らない人が多い」のが最大の問題点だということです。
特にマナーの遅れ具合といったら、下手したら昭和時代レベルかもしれません。
まあ、そういうところを含めて「良さ」と感じられる人が、札幌には合っているということでしょうか。
また、気づいたことがあればブログに書きたいと思います。