今回は、散歩におすすめのルートと題して、横浜市港北区にある慶應義塾大学日吉キャンパスから、東京都港区にある三田キャンパスまで徒歩で移動するルートをご紹介します。
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私は実際にこのルートを通って日吉キャンパスから三田キャンパスまで歩いたことがあります。だいたい3時間30分ほどかかった記憶があります。
ルートの全容は、私が作成したマイマップ(Google Map)より確認できます。(マップでは一部区間が左側通行になってしまっていますが、実際は右側にもちゃんと歩道があるのでなるべく右側通行をしてください。)
日吉~三田間は東急目黒線、都営三田線で移動できますが、徒歩ルートは鉄道のルートとは若干異なっています。
ここからは、特定の区間の特徴などを話していきたいと思います。
日吉キャンパス~多摩川
日吉キャンパスは綱島街道に面しています。今回は、この綱島街道をひたすら北へ進んでいくことになります。
綱島街道の歩道はそれほど狭くはありませんが、日吉~元住吉方面は学生や買い物客などの往来が多く、混雑していることが多い印象です。
日吉キャンパスを出発して約10分ほどで、横浜市から川崎市へと変わります。ここから東京都までしばらく、川崎市中原区を通ります。
元住吉の駅付近を通り過ぎると、次第に武蔵小杉のタワーマンション群が見えてきます。武蔵小杉エリアに入ると、途端に歩道の幅が広くなるので、歩きやすくなると思います。
グランツリー武蔵小杉(商業施設)付近を通った後は、しばらく道が狭くなります。狭い歩道を脱すると、新丸子駅周辺の街が現れます。この辺りの歩道は幅が広く、快適に歩けると思います。
丸子橋交番前交差点を通ると、いよいよ多摩川が近づいてきます。この辺りから、綱島街道から中原街道に道が変わります。
全長約400mの立派な橋「丸子橋」を渡る途中で、神奈川県川崎市から東京都大田区に入ります。
多摩川~五反田
多摩川を渡ると、田園調布エリアに突入します。国内でも屈指のセレブエリアであるだけに気も引き締まります。
しばらく歩くと、雪が谷大塚エリアへ入ります。若干金持ち色が薄まって安堵する一方、この辺りから少しずつ疲労を自覚していくことになります。
雪が谷大塚といえば、東急池上線の駅です。つまり、ここからは東急目黒線とは全く関係のないルートを進むことになります。
その後も石川台、洗足池、旗の台と、池上線や大井町線の駅付近を淡々と通過していきます。洗足池と旗の台の間で、大田区から品川区に入ります。
品川区荏原付近を歩いていると、徐々に街中が賑やかになってきます。JR山手線の駅、五反田駅が近づいてきているためです。
目黒川を超えると、本格的に大都会・繁華街の様相を見せます。駅付近は人が多いため少し歩きづらいですが、我慢しましょう。
五反田からは国道1号線沿いを進みます。ここまでくればもうあと少しです。
五反田~三田キャンパス
三田キャンパス正門は国道1号線沿いにあるので、このまま道を間違えずに1号線を北へ進めば、容易に三田キャンパスへ辿り着くことができます。
1号線沿いには地下鉄高輪台駅、白金高輪駅があります。高輪台駅手前で、品川区から港区に入ります。とうとう目的地の港区に突入です。
白金高輪駅付近では道が二手に分かれていますが、ここからも1号線沿い(日本橋方面)を進みます。古川橋方面に行かないように気を付けましょう。
白金高輪駅を過ぎると、もう三田へ着いたも同然です。魚籃坂下交差点付近で、住所も港区三田になります。
三田キャンパスは大きなキャンパスなのでもちろん目立ちますが、国道1号線沿いには大学に行くのが初めての方でもすぐに「三田に来たことが分かる」スポットがあります。
それは、ラーメン二郎三田本店です。1号線に面していて、営業時間帯は常に行列ができています。付近を通ればほぼ確実に存在に気付くことになると思います。
ラーメン二郎三田本店を過ぎると、三田キャンパスはすぐそこです。
歩いてみると意外と楽しい
日吉キャンパス~三田キャンパスまでは徒歩で片道3時間以上かかりますが、歩いてみると意外と楽しいです。
綱島街道~中原街道~国道1号と大きな道沿いを歩けるので、道に迷う心配も少ないと思います。