Kaggleで頻繫に出てくる単語を紹介する記事、第一回は、“Leaderboard”を紹介します。
LeaderBoardとは?
LeaderBoardという単語は、Kaggleだけでなく海外ゲーム等でも出てくることが多い単語です。簡単に言えば、ランキングのことです。
主に、コンペでのランキングを“Leaderboard”(リーダーボード)と言います。
リーダーボードを見るには?
上の画像はコンペのトップページに表示されているタブを写したものです。
これらの項目の中から、“Leaderboard”と書かれた項目をクリックすれば、すぐにリーダーボードを確認することができます。
Public LBとPrivate LB
LeaderBoard(LB)には、2つ種類があります。
Public LBはコンペが開催されている期間に閲覧できるリーダーボード(ランキング)のことです。
コンペ期間中は頻繫に確認して、自分が何位にいるか、上位の人のスコアはどうなっているのか、などを調べます。
Private LBは、コンペ期間中には閲覧することはできず、コンペが終わって初めて見ることができるリーダーボードです。
Private LBは最終的に決定された順位であり、これをもとに賞金やメダルがもらえるユーザーが決まります。
つまり、Public LBでいくら上位に入っていても、Private LBでの成績が良くなければ、賞金やメダルは一切貰えないということになります。
Public LBとPrivate LBとの乖離
Public LBとPrivate LBは必ずしも一致しているわけではありません。
Public LBでは下位に沈んでいた人がPrivate LBでは上位に食い込んでくる(またはその逆)という現象が起こることは度々あります。
このように、Public LBからPrivate LBとの間で順位に大きな変動が生じることを“Shakeup”と呼ぶ人もいます。
Private LBがないコンペもある
全てのコンペがPublic, Private両方のLBを持っているわけではありません。
例えば、初心者向けコンペとして有名なタイタニックコンペは、Private LBがなく、Public LBで正式な順位が決まっています。