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機械学習コンペを楽しめる”Kaggle”とは?

機械学習を勉強していると、“Kaggle”という単語を頻繫に見かけます。今回はKaggleとは何なのかについて説明します。

Kaggleとは?

KaggleGoogleが運営しているサービスで、機械学習コンペに参加したり、分析結果を共有したり、議論をしたりと、データサイエンスや人工知能についてさまざまな方向から学ぶことができます。

無料で利用することができ、メールアドレスや電話番号があれば誰でも簡単に登録することができます。

コンテンツは基本的にすべて英語で書かれているため、標準レベルの英語の読み書き能力は必要になりますが、「英語が苦手」という方でも挑戦する価値が十分にあるサービスです。

Kaggleの「コンペティション」

コンペティション(Competition)とは「競争」を意味します。ここKaggleでは常に何らかのコンペティション(略してコンペ)が行われており、ユーザー同士でスコアを競い合うことができます。

コンペは、画像処理技術を競うものや、自然言語(人間が普段使う言語)に関するもの、ゲームAIに関するものなどさまざまあります。参加者の数も多く、数千人ものユーザーが参加する大規模なコンペもあります。

コンペでは成績上位に入ると、「メダル」を貰うことができます。

メダルはオリンピックのように金、銀、銅の3種類あります。ですがオリンピックとは異なり上位3人だけしか貰えないというわけではなく、上位数%~10%ほどの成績を取ればメダルを貰えます。

それに加えて、コンペによっては上位数人に対して賞金が与えられるものもあります。

賞金額はコンペによって異なりますが、数百万円もの莫大な賞金が設定されることも少なくありません。

賞金を得るのは非常に難しく、卓越した技術を持っている人でなければ狙うのはほぼ不可能ですが、メダルに関しては初心者、中級者の方でも手に入れるチャンスが十分あります。

Kaggle,何から始めるべき?

Kaggleをやってみたいけど、何からやったらいいか分からない方は、「初心者向けコンペ」に挑戦してみることをお勧めします。

例を挙げると、Kaggleには通称「タイタニックコンペ」と呼ばれるコンペが用意されています。このコンペについては英語だけでなく、日本語でも多数の解説記事が書かれているので、機械学習を初めて勉強するという方でも気軽にチャレンジできると思います。

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