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Kaggleの”Discussion”機能を活用する

Kaggleには、“Discussion”という機能が用意されています。この機能は機械学習についての知識を深めるために大いに役立つ機能です。

ディスカッションのトップページ

↑KaggleのDiscussionトップページより

上の画像でも分かるように、ディスカッションにはいくつかの「フォーラム」が用意されています。それぞれについて簡単に説明します。

Kaggle Forum

このフォーラムでは、Kaggleというサービスそのものに関するスレッドが多く立てられているという印象があります。

投稿される話題の幅は広く、機械学習初心者にとって役立つ記事や学習リソースなどが共有されることも多いです。

Getting Started

文字通り、初心者のユーザー向けの投稿が多いフォーラムです。

機械学習の勉強、実装をしていて分からない点や疑問に思った点があればこのフォーラムで質問をしてみると良いと思います。

Product Feedback

Kaggleの新機能についての意見交換や、バグ情報の提供などの投稿が多いフォーラムです。

Kaggleを使っていて普段とは違う挙動を示す際はこのフォーラムを見てみると原因が分かるかもしれません。

Question & Answers

Kaggleの使い方やモデル実装など、色々な話題について質問、回答ができるフォーラムです。

積極的に回答をしてくれるユーザーが多くいるため、質問にもよりますが短時間で答えを得られる場合があります。

Datasets

Kaggleの主要な機能の1つ、”Datasets”に関して質問や議論ができるフォーラムです。

Learn

Kaggleには初心者、中級者向けに機械学習や機械学習ライブラリの使い方、深層学習などを学べる”Courses”という機能が用意されています。

このフォーラムではCoursesを使っていて分からない所や、上手くいかない所などを質問することができます。

ディスカッションは英語が必須だけど・・・

ディスカッションは一部を除いて英語でやり取りが行われます。「英語が苦手だけど、大丈夫かな?」と心配される方も多いでしょう。

ですが、そこまで心配は要らない、というのが私の考えです。

確かにすらすらと英語を読める能力があった方がより短時間で議論の内容を理解し吸収することができますが、最近ではGoogle翻訳を始めとする機械翻訳も発達しているので、英語が分からなくても何とか理解することはできると思います。

また余談ですが、Kaggleには頻繫にディスカッションで登場する単語が数十~百単語ほど存在します。これについては今後紹介していきたいと思っていますが、例を挙げると“overfit”, “cross-validation(cv)”などがあります。

これらの単語の意味を理解していれば、英語を読むのが苦手な方でもより効率的に議論を読み解くことができるのではないかと思います。

メダル獲得を目指して議論を楽しもう!

ディスカッションでは他のユーザーから“Upvote”(ツイッターで言うところの「いいね」のようなもの)を貰うと、メダルを1枚手に入れることができます。

自分の持っているメダルの数が増えると、「ランク」が上がることもあるので、モチベーションアップにつながります。英語でのコミュニケーションに慣れることもできるので、語学力向上にも有効でしょう。

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