皆さんこんにちは。今回は、札幌市内の賃貸物件の特徴についてお話したいと思います。
特徴①家賃が安い
札幌は、家賃相場が低めです。札幌市中心部(大通など)であれば多少家賃は高めになりますが、少し離れた場所ならかなり家賃は安いです。
中心部から離れてると言っても、電車で1時間もかかるというわけではなく、地下鉄でせいぜい10~20分程度です。
家賃相場は駅や路線によってやや異なりますが、1Rや1Kの場合は月2万~5万程度でたいていの部屋には住めるという印象です。
もちろん高級賃貸マンションや、タワーマンションとなるともう少し高くなります。(それでも月10万出せばほとんど大丈夫でしょう)
家賃の高い首都圏と比べると、札幌は家賃がとても安い!と断言できます。
特徴②セキュリティがしっかりしている物件が多い
札幌市の集合住宅は、マンションが多いです。首都圏にあるような木造アパートはむしろ少数派です。
マンションといっても、アパートに毛が生えた程度の質では?と思う方もいるでしょう。もちろんそのような物件もありますが、家賃が安い物件でもセキュリティがしっかりしているところが多いです。
具体的には、マンションのエントランスで鍵をかざしたり、特定の番号を入力しないと中に入れない仕組みになっているという感じです。
このような物件は東京なら月10万円弱はするでしょうが、札幌なら月4万くらいで住めます。
特徴③駅から近い物件が多い
札幌に限らず北海道全体で言えることですが、この辺りでは街が密集しているという特徴があります。
北海道は明治以降に開拓された地域が多いですから、最初から皆で集まって集落を形成した事例が多かったというわけですね。
その名残からか、札幌の地下鉄沿線地域は駅の近くに商業施設や住宅が集まっています。そのため、「駅近」物件の数が多いのです。
駅まで徒歩数分で行ける物件というのも割と少なくありません。しかも家賃も安めです。
特徴④築浅物件が多い
札幌市は全国でも特に成長が著しい地方都市です。2031年には北海道新幹線の札幌延伸も控えており、今後さらに発展することが考えられます。
そのため札幌は人口も増えており、マンションの建設もあちこちで行われています。築年数が浅い新しい物件が多いということになります。
もちろんそのような物件にはお金持ちorパワーカップル向けの分譲マンションも多いのですが、賃貸でも築浅物件はたくさんあります。
古くてボロいマンションには住みたくない…という方でも簡単に理想の物件を探し出せるでしょう。
特徴⑤敷金礼金がない物件が多い
部屋を借りる際は、「敷金」や「礼金」を支払うのが一般的です。敷金礼金の額は高い所だと家賃1~2か月分に匹敵する場合もあり、痛い出費になります。
しかし札幌では、敷金や礼金が全くないという物件が多い印象があります。仮に敷金礼金があったとしても、札幌は家賃が安いので金額が膨大になることもありません。
特徴⑥プロパンガスの物件が多い
札幌の物件は、都市ガスではなくプロパンガスのところが多いです。プロパンガスはガス代が高めになってしまうためできれば避けたいのですが、都市ガス物件が少ないため回避できないこともあります。
冬場の気温が低く、暖房に頼らざるを得ない札幌に住む場合は、光熱費がどれくらいになりそうか考えておくことも必要です。
灯油ストーブか、プロパンガスストーブか、都市ガスか、それとも寒冷地仕様エアコンか…暖房やガスの種類によって光熱費も変わってきます。
物件探しの際は、暖房の種類や光熱費について、不動産屋にしっかり聞いておくと良いでしょう。
というわけで、今回は札幌市内の物件の特徴について書いてみました。私が10件弱物件を回ってみての実感+予備知識が元になっているので、実態は少し異なっているかもしれませんが参考になれば幸いです。