ブックオフ探訪17店舗目は、札幌市北区にある「あいの里店」に行く。
まずは、あいの里店の最寄り駅、JRあいの里教育大駅まで。
札幌市東区にある環状通東バスターミナル(地下鉄東豊線環状通東のすぐ隣)から、中央バスの東69北札苗線、あいの里教育大駅行きに乗車。
写真の看板を見ると、「環状通東」の上2文字だけが隠されているが、ここにはもともと「市営」と書かれていた。
↑の動画には、市営バス時代の環状通東バスターミナルの様子が収録されている。
かつては札幌市内の路線バスの多くが、市営バスによって運行されていたが、市財政圧迫の煽りを受け、2000年代に市営バスの運行は終了し、徐々に民間事業者による運行に切り替わった。
この路線は1時間に1~2本ほど運行されている。
40分ほどバスに乗り、終点のあいの里教育大駅に到着。
なお、あいの里教育大駅までは、地下鉄麻生駅や栄町駅からでもバスで行くことができるし、もちろん札幌駅などからJR学園都市線を使ってアクセスすることも可能。
ブックオフあいの里店は、あいの里教育大駅のすぐ近くにある。
公共交通でアクセスしやすい素晴らしい立地だ。
このエリアは駅名からも分かる通り、近くに教育大学(北海道教育大学札幌校)があるので、本も充実していることが期待される。
さっそく、110円で買える岩波文庫の品揃えを見ていく。
岩波文庫については、品揃えはそれほど多くはなかった。
「銀の匙」「育児の百科」は定番中の定番。
それ以外には、内村鑑三の「後世への最大遺物・デンマルク国の話」があり、他は全てカバーの付いていない本(旧版)であった。
講談社学術文庫は、「現代倫理学入門」「新装版日本国憲法」など合計8冊あった。
教育大学が近いとはいえ、岩波文庫の品揃えには特に影響しなかったようだ。
岩波新書についても、他の店舗より冊数は少なかった。
札幌市内でも比較的郊外にあって、かつ大学の最寄店舗。
期待は大きかったが、意外と冊数が少なく肩透かしを食らった格好になった。
最終的に、小説コーナーにあった川端康成の「雪国」(岩波文庫)を110円で買った。
目的は達成した。あいの里教育大駅前周辺を軽く見てみる。
こちらは、拓北・あいの里地区センター。
中に簡単な図書室が入っているので見てみようと思ったが、月曜日のためやっていなかった。
少し腹が減ったので、駅前で何か食べようかと思ったが…
サブウェイは昨年大晦日にあった例の件が原因で行きたくないし、(詳しくは下記の記事を参照)マクドナルドも何となく食べる気がしない。
もう少し待っていればバスが来るので、ここでは食べずにスーパーで買っていくことにした。
バスがやってくるまで、駅の中で待つ。
鉄道好きの私としては、たまにはJRに乗りたい気持ちになるのであるが、JRは残念ながらSAPICA(札幌市の交通系ICカード)が使えないので、なかなか利用する気が起きないのだ。
駅でボーっとしていると、券売機の辺りで「セントレア」がどうこうと話している人がいた。中部方面から来ている人だろうか。
別にこの辺の地域は観光地でもなんでもないので、旅行者が来るのは珍しい気もするが、大学関係の人か、それとも帰省か何かで駅を利用していたのかもしれない。
さて、今回で札幌市内19店舗中17店舗を見て回ることができた。
あと2店舗行けば、札幌市内は完全制覇することができる。
札幌市外の店舗はどうしようか、少し調べてみたら、江別や小樽辺りは行きやすそうだが、それ以外はアクセスしづらそうなので、まあ気が向いた時に行こうと思う。