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JALが早期割引運賃(「先得」など)の廃止を決定

旅行・散策・交通

新聞各社の報道によると、JAL(日本航空)が、「先得」などの早期割引運賃を廃止することを決定したとのことです。

新しい運賃体系が作られ、2023年には正式に早期割引が廃止されるようです。なお、株主割引や障害者割引などはこれまで通り残ります。

早期割引運賃とは、名前の通り国内線のフライトを早めに予約すると通常よりも安くお得に航空券を購入できる運賃のことです。

予約するタイミングによってはLCC(格安航空会社)と遜色ない運賃で国内線に乗れることもありました。

早めに予約しなければならないので、予定が直前まで分からない方には当然縁のない運賃ではありましたが、学生の方など1か月以上前から旅行の予定を立てやすい方にとっては使い勝手の良い運賃でした。

そんなお得な割引運賃がJALからはなくなってしまうようです。私が気になるのは、これが他の航空会社にも波及していくのかということです。

ANAやスカイマークなどの同業他社も似たような割引運賃を導入しています。

私の予想では、2023年以降は今までJALの早期割引運賃を利用していた人たちが他社(LCC含む)に流れることになるので、他社は需要を取り込むために早期割引運賃を残し続けるのではないかと思います。

しかし、2023年以降のJALの国内線での採算性が以前よりも改善されることがあれば、同業他社も早期割引運賃廃止に舵を切ることになるかもしれません。

航空運賃は今後どう変化していくのでしょうか。注視していきたい所です。

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