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東京=最先端の時代は終わった?

時事問題から考える

9月10日の日経MJ(流通新聞)にて、Z世代(1997年以降に生まれた若者)に流行っている音楽についての記事が掲載されていました。

記事では渋谷や六本木といった東京都心の繁華街を拠点とするグループが人気を集めた90年代と、地方出身者で構成されるグループが人気となっている現代とを比較しています。

最近では新型コロナウイルス感染症の影響で、東京一極集中が見直されつつありますが、文化の面でも東京一極集中は終わりを迎えつつあるのではないでしょうか。

東京で流行っているものはカッコイイとか、有名になるためには東京へ進出しなければならないといった風潮は、現代ではほぼ消滅していると感じます。

ではなぜ東京が流行の最先端ではなくなってきているのでしょうか。

私の考えでは、インターネットが若者を中心に浸透したことで、住んでいる地域に関係なくさまざまなコンテンツを発信することが可能になったからでは、と思います。

インターネットで何かを発信するのにお金やコネなどは必要ありません。通信環境と撮影器具などがあれば誰でも簡単に自分の作った楽曲を世界に届けることができます。

出身地や経済力、人脈といった要素とは関係なく、個々人が投稿する内容の「質」だけが正当に評価される時代になったと考えられるでしょう。

このような流れは音楽だけではなく、他のカテゴリーに属する有名人にも当てはまります。

たとえば2010年代後半以降急速に知名度が高まった”YouTuber”には、多くの地方出身者や、地方在住者がいます。新潟県出身のHikakin(ヒカキン)氏や、富山県出身のはじめしゃちょー氏などはその典型例です。

インターネットが浸透したことによって、住む場所にかかわらず作品を共有し、評価してもらうことができるようになりました。これからの時代は、より多様性のある作品が世に出回ることが期待できると思います。

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