今回は、Pythonの”While”について学びます。
Whileの構造
Pythonにおいて、Whileループは次のように書きます。
while 条件式:
処理
ループ処理を行うという点ではforと同じですが、whileでは最初から条件式を提示する必要があります。
例:whileを使ってループ処理をする
a = 10 #変数aを定義
while a > 5: #aが5より大きければループ処理を実行する
print(a)
a -= 1 #aから1を引く
上記コードを実行すると、10から6までの整数が出力されます。5以下の数字が出てこないのは、aが5以下となるとループ処理が終了するためです。
また、条件式の部分に”True”と入れると、無限にループ処理をすることができます。実際に無限に処理をしてしまうといつまでも終わらずエラーになってしまうので、while Trueとする際はループから脱出するための条件を設定します。
例:while Trueの場合
a = 10
while True:
print(a)
a -= 1
if a < 0:
break
補足
条件式にbool型変数を使う場合は、breakを使わずとも、その変数をTrueからFalseにしてしまえばループ処理を終了させることができます。
a = 10
b = True #bool型変数bを定義
while b: #while Trueと同義
print(a)
a -= 1
if a == 0:
b = False #aが0の場合、bをFalseにする