プログラミングをする際、少しメモを取っておきたいという場面がよくあります。例えば、ある処理を実行する際に使う変数や、関数の説明などが考えられます。
普通に文字を書いてしまうと・・・
通常のコードと同じようにしてメモを書いてしまうと、エラーになります。
例:
a = 15
b = 10
print(a+b) aとbの和を出力する
>> SyntaxError: invalid syntax(構文に間違いがあることを示すエラー)
エラーを防ぐために、「コメントアウト」という機能を使います。
#(シャープ)でコメントアウトをする
文頭に#を付けると、その文はコードの一部として認識されなくなります。
例:
a = 15
b = 20
print(a+b) #aとbを足した値を出力する。
こうすれば、エラーにならずにメモを残せます。
ソースコードを無効化する他の方法
一部のソースコードだけを無効化して処理を実行したい時があります。このような時は、引用符(”””)を使います。
無効化したい行の上下それぞれに(”””)を付けると、これに挟まれた全てのコードが無効化されます。
例:
"""
a = 15
b = 20
print(a+b)
"""
上記の例では”a=15″の行から”print(a+b)”の行までの3行を無効化しました。